李知姫が3打差をつけ今季2勝目に王手！　有村は16位タイ

　国内女子ツアー、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンは19日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした李知姫（韓）がノーボギーの7アンダー65をマークして通算11アンダーで単独トップに躍り出た。李と同じく前日首位タイの全美貞（韓）は通算8アンダーで単独2位、森田理香子、服部真夕の2人が通算7アンダーで3位タイにつけている。また、今季2勝目を狙う有村智恵は通算2アンダー16位タイで決勝ラウンドに進出を決めた。

　首位から3打差以内に22人がひしめく混戦模様となった今大会。この日一歩抜け出したのは前日のトーナメントリーダーである李。前半4つのバーディを奪って快調にスコアを伸ばすと、後半も上がり2ホールを連続バーディで締めるなど7アンダー65でホールアウト。5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回った全に3打差をつけ、単独首位で最終日を迎えることになった。

　この上位2人を追いかけるのが、ツアー1勝の森田と同3勝の服部。森田は前半2バーディ、後半は3バーディ、1ボギーで回って4アンダー68。服部は8バーディ（1ボギー）を奪ってこの日のベストスコアタイの7アンダー65をマークして3位タイに浮上した。

　また、この日首位と3打差の11位タイからスタートした有村は、出だし2ホールで連続バーディを奪い幸先の良い滑り出しを見せる。ところがここから波に乗れず前半はスコアカード通りのゴルフが続く。後半は11番でバーディを奪ったものの、終盤の16番で痛恨のダブルボギーを叩き1アンダー71どまり。通算2アンダーで馬場ゆかり、アマチュアの比嘉真美子らと共に16位タイで予選通過を果たしている。

　その他上位陣は、通算6アンダー5位タイに笠りつ子、佐伯三貴、原江里菜、茂木宏美の4人。今季メジャー初戦を制し現在賞金ランク首位のアン・ソンジュ（韓）は1イーグル、5バーディの7アンダー65でラウンドして9位タイにつけている。前日33位タイの上田桃子は通算1アンダー21位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの野村敏京は通算イーブンパー28位タイで予選を突破している。

　一方で、開幕戦Vの斉藤愛璃は通算4オーバーでカットラインに2打及ばず、金田久美子らと共に予選落ち。諸見里しのぶ、飯島茜は棄権を表明している。