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J.ダフナー今季2勝目に王手! 今田は大乱調で転落…

2012/05/20 08:46
J.ダフナー今季2勝目に王手! 今田は大乱調で転落…

 

 先月のチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズで念願のツアー初勝利を挙げたジェイソン・ダフナー(米)に、早くも2勝目のチャンスが訪れた。

 米男子ツアーのHPバイロン・ネルソン選手権(テキサス州、TPCフォーシーズンズ・リゾート)は現地時間19日、第3ラウンドの競技を終了。上位陣のスコアが伸び悩む中、単独トップからスタートしたダフナーが2バーディ、1ボギーの安定したゴルフで1アンダー69にスコアをまとめ、通算8アンダーで単独トップの座をキープした。

 1打差の2位タイにJ.J.ヘンリー(米)、ジェイソン・デイ(豪)、ディッキー・プライド(米)が続き、この日4アンダー66の好スコアをマークしたビジェイ・シン(フィジー)が通算6アンダーで前日の20位タイから単独5位に浮上。久々に優勝戦線を賑わしている。

 また2週連続優勝を狙うマット・クーチャー(米)は、終盤の5ホールで4つスコアを落とし2オーバー72でホールアウト。ディフェンディング・チャンピオンのキーガン・ブラッドリー(米)らと並ぶ通算4アンダー8位タイに後退した。その他、フィル・ミケルソン(米)は通算2アンダー21位タイ、アーニー・エルス(南ア)は通算1アンダー28位タイで最終ラウンドを迎えることになった。

 単独トップをキープしたとはいえ6打差に27人がひしめく大混戦。前日と同じような展開にダフナーは「安定したゴルフが出来ている。フェアウェイをキープしてグリーンに乗せて、ピンを刺すようなチャンスはあまりなかったけれど、ショットが良かったから堅実なゴルフが出来た」と自らのプレーを評価。「ニューオリンズで勝ったことは大きな経験になっている。それまでは決勝ラウンドになるとバタついていたけれど、精神面のコントロールが出来るようになってきた」とシーズン2勝目に意欲を見せた。尚、ダフナーはこのまま逃げ切ればフェデックスカップポイントランキングでトップに躍り出ることが濃厚となっている。

 一方、この日8位タイからスタートし上位進出が期待された今田竜二は大苦戦。予選ラウンド2日間でボギー1つしか叩いていなかったのが、3日目にしてボギー5つ、ダブルボギー1つ、トリプルボギー1つの大乱調で奪ったバーディは1つだけ。この日だけで9つスコアを落とし、最終日にコマを進めた選手の中では最下位の通算4オーバー65位タイに沈んでいる。

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