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J.ダフナー首位堅守 最終日はZ.ジョンソンとの一騎討ちか!?

2012/05/27 09:26
J.ダフナー首位堅守 最終日はZ.ジョンソンとの一騎討ちか!?
クラウン・プラザ招待3日目。J.ダフナー(右)が通算15アンダーで単独首位。1打差単独2位のZ.ジョンソン(左)と3位の差は7打と、最終日はこの2人の一騎討ちになりそうだ。(写真提供:AP/アフロ)

 

 “ベン・ホーガンの庭”で繰り広げられている戦いは、2週連続優勝を狙うジェイソン・ダフナー(米)と2年前の大会チャンピオン、ザック・ジョンソン(米)との熾烈な一騎討ちの様相を呈してきた。

 米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルは“ホーガンの庭”と呼ばれるテキサス州、コロニアルCCを舞台に現地時間26日、第3ラウンドの競技を終了。単独トップでスタートしたダフナーが12番までに3連続を含む5バーディを奪って首位を快走。終盤ジョンソンの追い上げに1打差まで詰め寄られたが4アンダー66をマークし、通算15アンダーで今季3勝目に王手をかけた。

 16番のバーディで1打差と迫ったジョンソンが通算14アンダーで単独2位。ダフナーに8打差の単独3位にトム・ギリス(米)、9打差の単独4位にボ・バン・ペルト(米)がつけ、通算5アンダー5位タイにジョン・ハー(米)とライアン・パーマー(米)。また最終ホールをバーディで締めくくったリッキー・ファウラー(米)が通算4アンダーでジム・フューリック(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らと並び7位タイにつけている。

 これで最終日はいぶし銀の技が光る2人の一騎討ちが実現することになった。もしダフナーが勝てば史上初めてテキサス2連戦(前週HPバイロン・ネルソン選手権で優勝)を制するプレーヤーとして本人の願い通り「歴史に名を刻む」ことに。一方のジョンソンが勝てば2010年大会での優勝以来、2年ぶりツアー通算8勝目が現実のものとなる。

 今季2勝で大ブレイク中のダフナーほどではないが、ジョンソンも先月のRBCヘリテイジで単独2位、“準メジャー”のザ・プレーヤーズ選手権でも2位タイに食い込むなど好調なプレーを続けている。最終日はどちらかがバーディを入れたら相手が入れ返す丁々発止の戦いが予想される。

 尚、米ツアー5連戦に挑む石川遼はカットラインに1打足りず予選ラウンドで姿を消している。

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