B.ランガー、スタートダッシュならず　賞レースへの影響は？

　残り3試合となった米チャンピオンズツアー。現地時間12日に開幕したグレーター・ヒッコリー・クラシック at ロックバーン（ノースカロライナ州、ロックバーンG＆S）初日、目下賞金ランク＆チャールズ・シュワブカップポイントランクともに1位を走るベルンハルト・ランガー（独）はややスローな滑り出しとなった。

　この日トップに立ったのは8バーディ（1ボギー）を量産したダン・フォースマン（米）。1打差の2位タイにラリー・マイズ（米）、デビッド・フロスト（南ア）、フレッド・ファンク（米）が続き、2打差の5位タイにジェイ・ドン・ブレイク（米）とマーク・ウィービー（米）が並ぶ展開となっている。

　注目の賞レースは現在賞金ランク3位、チャールズ・シュワブカップのポイントランク2位につけるトム・レーマン（米）が4アンダー68で回り、ピーター・シニア（豪）らと並び7位タイと上々のスタートを切った。また賞金ランク2位、チャールズ・シュワブカップ4位のマイケル・アレン（米）が3アンダー69の14位タイにつけたが、前週のSAS選手権での勝利で両ランキングでトップに躍り出たランガーは4バーディ、2ボギーの2アンダー70と平凡なスコアで22位タイとやや出遅れた。

　賞レースでランガーを追いかける2人が先手を取り、トップを走るランガーのエンジンがかからずにいる状況。残り2日、三つ巴の賞レースの行方に予断は禁物だ。