地元・台湾で連覇狙うY.ツェンに挑む藍、桃子！

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のヤニ・ツェン（台）が、母国で連覇に挑む。

　米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦、サンライズLPGA台湾選手権は現地時間25日、台湾のサンライズG＆CCで開幕。昨年、自国のヒロインを一目見ようと集まった大ギャラリーの前で5打差の圧勝を飾り、シーズン7勝目を手にした思い出の地で、ツェンがどんなプレーをするのか楽しみだ。

　今季も開幕から絶好調だったが、シーズン途中でややスランプ気味に陥った。だが、先週のLPGAハナバンク選手権では単独3位に入るなど復調の兆しが見えているだけに、再び故郷に大きな花を咲かせたいところだ。

　日本勢では宮里藍、上田桃子の2人が参戦。LPGAハナバンク選手権では初日3位タイと好発進を切りながら、その後失速して20位タイで大会を終えた宮里にとって、これがアジアシリーズ最終戦となる。実はスケジュールの都合で次週のミズノクラシック（現地時間11月2〜4日／三重県、近鉄賢島CC）を欠場するからだ。そのためメキシコ、米国と再び太平洋を渡って戦う前に、何とか地元のヒロインであるツェンに一矢を報いてシーズン3勝目を挙げたいところだ。

　その他、先週優勝のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）や賞金女王目指して突っ走るインビー・パーク（韓）、チェ・ナヨン（韓）、ポーラ・クリーマー（米）、レクシー・トンプソン（米）らも出場。台湾のゴルフファンを楽しませる。