藍、首位と6打差15位タイ、上田35位タイ発進　Y.ツェンは単独2位

　米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦、サンライズLPGA台湾選手権が現地時間25日、台湾のサンライズG＆CCを舞台に開幕。日本のエース宮里藍は、2バーディ、1ボギーの1アンダー71で回り15位タイ、上田桃子は2バーディ、3ボギーの1オーバー73でラウンドして35位タイ発進となった。

　宮里は3番でボギーを先行させるも、8番でバーディを奪い返しイーブンパーで折り返す。後半はしばらくスコアカード通りの我慢のゴルフが続いたが、15番でバーディを奪取し1アンダー71でホールアウト。首位に6打差の15位タイとまずまずのスタートを切った。

　インスタートの上田は11番でボギーを叩くも、続く12番、13番で連続バーディ。16番まで1アンダーで回っていたものの、17番で再びボギーを叩くと後半の2番でもボギーを重ねて1オーバー73。2日目以降、35位タイから上位進出を目指すことになった。

　上位陣は、現在賞金ランキングトップのインビー・パーク（韓）がノーボギーの7アンダー65をマークして単独首位。ディフェンディング・チャンピオンで地元の英雄ヤニ・ツェン（台）が6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、2打差の単独2位につけている。

　さらに、首位に3打差の3位タイに朴ヒーヨン（韓）、ダニエル・カン（米）ら4人がつけ、4打差の7位タイに前週優勝のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、ポーラ・クリーマー（米）らが続いている。2アンダー70の11位タイに前週プレーオフで惜しくも優勝を逃したカトリオーナ・マシュー（スコットランド）、クリスティー・カー（米）ら、宮里と同じ15位タイにはミッシェル・ウィー（米）、リュウ・ソヨン（韓）が名を連ねている。

　一方で、世界ランク3位のチェ・ナヨン（韓）は2オーバー74とスコアを崩し49位タイ、先週優勝争いに絡んだ朴セリ（韓）は3オーバー75でプレーして58位タイと出遅れている。