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WGCシリーズ最終戦 L.ウーストハウゼン『63』で後続に5打差

2012/11/02 22:30
WGCシリーズ最終戦 L.ウーストハウゼン『63』で後続に5打差
WGC-HSBCチャンピオンズ2日目。首位タイ発進のL.ウーストハウゼンが9アンダー63を叩き出し、後続に5打差をつけ単独トップに立った。(写真提供:AP/アフロ)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ最終戦で南ア勢が強さを見せつけている。

 現地時間2日に中国のミッション・ヒルズGC オラサバルCを舞台に行われたWGC-HSBCチャンピオンズ第2ラウンド。初日首位タイ発進のルイス・ウーストハウゼン(南ア)がトーナメントレコードの9アンダー63と爆発し、通算16アンダーとして後続に5ストロークの大差をつけ単独トップに立った。

 後輩のウーストハウゼンに負けじと、同郷の先輩アーニー・エルス(南ア)もノーボギーの9アンダー63をマーク。通算11アンダーでアダム・スコット(豪)と並び2位タイの好位置に浮上している。

 その他上位陣では、通算10アンダー4位タイに今季ブレイクしたシェーン・ロウリー(アイルランド)とジェイソン・ダフナー(米)がつけ、通算9アンダー6位タイにフィル・ミケルソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)が続く展開となっている。

 今季のマスターズでブッバ・ワトソン(米)とプレーオフを戦い、敗れたもののゴルフ界に強烈なインパクトを与えたウーストハウゼン。パー5が5つあるレイアウトは「すべてのパー5が2オン可能なのが自分にとってのアドバンテージ。ショットの調子が良いのでバーディチャンスを量産出来た。優勝しておかしくない内容だと思う」と語り、WGCタイトル奪取に意欲を見せた。

 日本勢は、この日5アンダー67の好スコアをマークした藤田寛之が通算4アンダーとし、池田勇太とともに24位タイにつけたのが最高。通算2アンダー31位タイに高山忠洋、通算1オーバー51位タイに武藤俊憲がつけ、初日34位タイ発進の小林正則は5オーバー77を叩き通算5オーバー64位タイに後退した。国内ツアーの日本オープンゴルフ選手権競技を制した久保谷健一は、この日11オーバー83の大叩きで通算16オーバーにスコアを落とし、出場78名中最下位の単独78位に沈んでいる。

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