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史上初のアマチュア連覇を狙う松山、石川は2年ぶりVなるか!?

2012/11/07 11:34
史上初のアマチュア連覇を狙う松山、石川は2年ぶりVなるか!?

 

 松山英樹が史上初のアマチュア連覇に挑む。

 シーズンも大詰めに突入した国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に8日から開幕する。アマチュアながらディフェンディング・チャンピオンの松山は、先週のアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権で3連覇を逃した悔しさを糧に乗り込んでくる。

 優勝者には翌年のマスターズ出場の特典が与えられるアジアアマで連覇を果たし、オーガスタの魅力を味わってきた松山にとって3連覇は大きな目標だった。ところが結果は14歳の新鋭グアン・ティンラン(中)に5打差の単独4位。その悔しい気持ちのままにやってきたのが今大会だ。昨季は最終日に2つのイーグルを奪う猛攻を見せて見事に逆転優勝。激戦に決着をつけた18番の第2打では、追いつくチャンスのあった谷口徹がピンから5メートルにつけた直後、さらに内側50センチにピタリと寄せるスーパーショットを放ち、史上3人目となるアマチュア優勝をもぎ取った。思い出の地で史上初のアマチュア連覇となるだろうか。

 一方、2010年の大会王者ながらそれ以来勝ち星がなく、苦しい戦いを強いられているのが石川遼。来季は米ツアーを中心に戦うと見られているだけに、早くツアー10勝目を挙げて自信を取り戻したい。今大会はその大きなチャンスとなる。

 藤田寛之 vs. 谷口徹のアラフォー賞金王争いも白熱している。現在の獲得賞金は藤田が1億1,835万6,222円で、2位の谷口とは約2,471万円差がある。クラブ契約先が同じで、藤田が43歳、谷口は44歳と年齢も近いだけにお互い意識し合ってあっている。今大会の優勝賞金は3,000万円。大事な勝負どころに2人とも賭けている。

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