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タイガー“自分の庭”で首位奪取! 石川乱調『79』で予選落ち

2013/01/26 10:16
タイガー“自分の庭”で首位奪取! 石川乱調『79』で予選落ち
米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン2日目。米国でのシーズン初戦に得意のトリーパインズを選んだタイガーが、『65』の好スコアを叩き出して単独トップに浮上した。(写真提供:AP/アフロ)

 

 これまで通算7勝を挙げている勝手知ったる“自分の庭”で、タイガー・ウッズ(米)が本領を発揮、ポールポジションをゲットした。

 米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間25日、カリフォルニア州、トリーパインズGCのノースコース(NC)、サウスコース(SC)を舞台に小雨がそぼ降るウェットコンディションの中で第2ラウンドの競技を終了。初日20位タイとまずまずのスタートを切ったタイガーはスコアが出やすいノースコースをプレーし、期待通りに1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー65をマークして通算11アンダーで単独トップに躍り出た。

 2打差の単独2位にビリー・ホースヘル(米/SC)が続き、通算8アンダー3位タイにタイガーと同じくノースコースで7アンダー65を叩き出したエリク・コンプトン(米)の他、ケイシー・ウィッテンバーグ(米/NC)、スティーブ・マリーノ(米/NC)、ジミー・ウォーカー(米/SC)らがつけている。

 全盛期を彷彿とさせるタイガー会心のプレー。しかし本人は「ショットの内容を考えるともっとスコアを伸ばしてもおかしくなかった」と納得がいっていない様子。パー3を除いた14ホールのうち12ホールでフェアウェイをキープし、パーオンも18ホール中13ホールと安定感が戻っただけにスコア的に不満だというわけだ。

 10番スタートの17番でバーディを奪うと18番でイーグル、折り返した後の1番、2番で連続バーディと「あの4ホールは完璧。ミスがなかった」と振り返った。得意だからこそ米国でのシーズン初戦にトリーパインズを選んだタイガー。ここまで来たら優勝を狙うしかない。

 一方、初日トップタイの崔京周(韓/NC)とディフェンディング・チャンピオンのブラント・スネデカー(米/SC)は苦戦。崔は通算6アンダー16位タイへ、パットがまったく決まらず『75』を叩いたスネデカーは通算4アンダー31位タイに後退した。

 またタイガーと同じ20位タイから第2ラウンドをスタートさせた石川遼は、難易度の高いサウスコースで1つもバーディを奪うことが出来ず、7オーバー79を叩いて後退。カットラインに4打及ばず通算3オーバー125位タイで2週連続の予選落ちに終わった。

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