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“ホーム”のアドバンテージを活かせなかった石川

2013/01/26 10:50
“ホーム”のアドバンテージを活かせなかった石川

 

 米男子ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンの舞台はカリフォルニア州のトリーパインズGCだが、実はこのコース、石川遼にとっては“ホーム”と呼べる場所なのだ。

 というのも米ツアー本格参戦にあたって石川はコースから車で30分のところに家を購入していたからだ。しかし迎えた今大会、初日20位タイ発進ながら2日目は7オーバー79の大叩き。通算3オーバー125位タイに後退し、決勝ラウンド進出を逃した。

 石川が西海岸の拠点を南カリフォルニアに定めたのは、用具契約を結んだキャロウェイゴルフのテストセンターがサンディエゴ近郊のカールスバッドにあるからでもある。テストセンターまでは車でわずか10分。次週フェニックスでの試合が終わると自宅に戻り、テストセンターで練習やクラブ調整を行う予定だという。

 アメリカのメディアに対するインタビューで「日本のコースよりこちらのコースの方が難しいし、ほとんどの選手が僕より飛ぶので戦いはタフ。でもその方が成長出来る」と語った石川。「普通に街を歩いたり買い物をしたり出来るのがアメリカの良いところ。日本じゃそれが出来ませんから」とも。騒がれない分ゴルフに集中出来るというわけだが、タフな戦いの中で結果を出すのがプロ。そろそろ予選通過の朗報が聞きたい。

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