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予選落ちから一転V王手へ タイガー再び不敗神話に挑む

2013/01/28 13:46
予選落ちから一転V王手へ タイガー再び不敗神話に挑む

 

 欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権でまさかの予選落ちを喫してから10日、タイガー・ウッズ(米)がシーズン初優勝に王手をかけた。

 濃霧のため順延となった第3ラウンドを消化してから第4ラウンドに突入したものの日没サスペンデットとなった米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープン(現地時間27日/カリフォルニア州、トリーパインズGC、サウスコース)。最終ラウンドの7番を終え、通算17アンダーまで伸ばしたタイガーが後続に6打差をつけ暫定トップの座を守った。

 過去タイガーが54ホールを終えトップに立ったときの戦績は49勝4敗。2009年の全米プロゴルフ選手権でY・E・ヤン(韓)に逆転Vを許すまで、一度首位に立ったら決して負けないというのが定説になっていた。ここ数年は2010年シェブロン・ワールド・チャレンジでのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)やトーマス・ビヨーン(デンマーク)、リー・ウェストウッド(英)との優勝争いに土壇場で敗れているが、それ以前は“不敗神話”を築いていた。

「(予選落ちした)アブダビでも決勝ラウンドに進めていればそれなりに良いプレーができたと思う」とルール違反による2打罰で決勝ラウンドに進めなかった試合を振り返ったが、それだけゴルフの仕上がりには自信を持っているということ。

 この大会がタイガーの新たな不敗神話の再スタートになるか注目だ。

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