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R.マキロイ、自信回復?! 「どん底は抜けた」

2013/03/10 11:33
R.マキロイ、自信回復?! 「どん底は抜けた」

 

 今季に入って低迷が続いている若き世界ランクNo.1ローリー・マキロイ(北アイルランド)がスランプ脱出の兆しを見せている。

 現地時間9日に行われた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権第3ラウンド(フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)でマキロイは1アンダー71の平凡なスコアで通算3アンダー30位タイにとどまった。

 しかしその内容を見ると前半はボギーやダブルボギーがあったものの、バック9に入ると別人のゴルフで11番から16番の6ホールで5つのバーディを奪う場面も。『71』というスコア以上に本人にとって納得の行くラウンドとなったようだ。

「ドライバーがすごく良くなってきた。練習の成果がようやく表れてきている。特にバック9ではポジティブな兆候が沢山あった。先週までのミスショットはミスヒットだったけれど、今週のミスは狙いやその他の要素のミスで、きちんとボールを芯でとらえることが出来ている」とマキロイ。

 連覇がかかりながら親知らずの痛みに耐え切れず途中棄権した前週のザ・ホンダ・クラシックは「人生でもっとも自信を喪失していた」と振り返るが、「自信が戻ってきて、今は試合を楽しみにしている」と明るい表情が戻ってきた。

 メジャー初戦のマスターズ(ジョージア州、オーガスタナショナルGC)は来月11日に開幕する。「マスターズ前にいくつか試合に出ようかとも思ったけれど、予定通りシェル・ヒューストン・オープン(現地時間28〜31日/テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)1試合だけと決めた」と、マキロイはシーズン最初の大一番を見据えている。

 あとはマスターズに向け地道な練習をするだけ。華やかな舞台での完全復活を期待したい。

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