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G.ボーディ、18番バーディでP.ユーライン下し逆転V

2013/09/02 10:50
G.ボーディ、18番バーディでP.ユーライン下し逆転V

 

 グレゴリー・ボーディ(仏)が土壇場でシーズン2勝目を狙う24歳のピーター・ユーライン(米)の野望を打ち砕き、4年ぶりツアー通算4勝目を挙げた。

 欧州ツアーのISPSハンダ・ウェールズ・オープンは現地時間1日、ウェールズのセルティック・マナー・リゾートを舞台に最終ラウンドの競技を終了。劇的な上がり3ホール連続バーディをマークし4アンダー67としたボーディが通算8アンダーで優勝。前日トップのユーラインは最終ホールでボギーを叩き、ボーディに2打差の単独2位に終わった。

 怒濤の追い上げが始まったのは16番。グリーン外から15メートルのアプローチを直接カップに沈めバーディを奪ったボーディは、続く17番で4.5メートルを沈め連続バーディ。その時点でユーラインと通算7アンダーで並ぶ展開へ。ところが最終ホールでボギーを叩いたユーラインに対し、ボーディは10メートル近いパットを捩じ込み奇跡的な3連続バーディでユーラインを突き放した。

「自分でも信じられないようなラウンドだった。上がり3連続バーディは生涯忘れられない。本当に幸せ」とボーディ。アメリカ出身のユーラインとの息詰るマッチレースを制し「まるでライダーカップの最終ホールみたいな気分になった」と4年ぶりの勝利の美酒に酔っていた。

 その他上位陣は、通算5アンダー単独3位にソレン・ケルドセン(デンマーク)が入り、通算3アンダー4位タイにジョン・パリー(英)、ヨースト・ルーテン(オランダ)の2人。次期ライダーカップ欧州チームのキャプテンに決まっているポール・マクギンリー(アイルランド)が最終日に4つスコアを伸ばし、通算1アンダー8位タイに食い込んだが、2日目トップに立った地元期待の43歳リアム・ボンド(ウェールズ)は通算5オーバー43位タイに終わった。

 尚、日本勢唯一出場の小林正則は予選で姿を消している。

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