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石川、後半失速33位タイへ後退 入れ替え戦第2戦

2013/09/07 10:37
石川、後半失速33位タイへ後退 入れ替え戦第2戦

 

 来季のシード権をかけ入れ替え戦に挑んでいる石川遼だが、2日目は後半でブレーキがかかりリーダーボードをズルズルと後退した。

 米男子ツアーとウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)の入れ替え戦“ウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズ”の第2戦、チキータ・クラシック(ノースカロライナ州、リバーランCC)は現地時間6日、第2ラウンドの競技を終了。初日15位タイとまずまずのスタートを切った石川だったが、この日は前半の良い流れを活かせず4バーディ、4ボギーのイーブンパー72止まり。通算2アンダー33位タイまで順位を落とした。

 前半を4バーディ、1ボギーの3アンダーの好調なペースで折り返し、上位争いに割って入る勢いを見せた石川だったが、後半スコアを伸ばしたい12番パー5でティーショットを左に曲げ、セカンドでグリーンが狙えずレイアップ(刻んだ)。するとピンそばにつけたかった3打目がグリーンの右奥に外れて3オンならず。アプローチも寄せ切れずチャンスホールでボギーを叩いて流れが途切れてしまう。

 気を取り直してプレーしたはずの13番パー4でも、下りの長いパットがカップをオーバーして返しも決まらず連続ボギー。16番でもボギーを叩いて前半の貯金を吐き出すことに。入れ替え戦の初戦で予選落ちを喫している石川にとって、今大会を入れて残り3試合は是が非でも賞金を稼ぎ上位25人(4試合終了時点)に入らなければ来季のレギュラーツアーフル参戦の道は閉ざされる。幸い上位はさほど伸びておらず単独トップのグレッグ・オーウェン(英)が通算8アンダーで石川とは6打差。未だ崖っぷちであることは変わりないが、週末はバーディを量産し1つでも順位を上げておきたいところだ。

 上位陣は首位のオーウェンに1打差の2位タイにカミロ・ベネデッティ(コロンビア)、アンドリュー・サボボダ(米)、ウィル・マッケンジー(米)、クリス・ブランクスが続く展開となっている。

 また、この日は前週優勝している2008年のマスターズチャンピオン、トレバー・イメルマン(南ア)が予選落ちする番狂わせが起きた。前週健闘したノ・スンヨル(韓)もカットラインに4打足りず決勝ラウンド進出を逃し、初日石川と同じ15位タイ発進のアレックス・チェイカ(独)は棄権を表明している。

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