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テレサ・ルー逆転V! 森田&さくらの女王争いはさらに激化

2013/11/10 17:11
テレサ・ルー逆転V! 森田&さくらの女王争いはさらに激化

 

 日米両ツアー共催のミズノクラシックは10日、三重県の近鉄賢島カンツリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位と2打差の6位タイからスタートしたテレサ・ルー(台)が8つスコアを伸ばす猛攻で日米両ツアーでの初優勝を飾った。

 アウトスタートのルーは出だしの1番パー5でバーディを先行させると、3番、7番でもバーディ。9番でボギーを叩いたものの、11番からの4連続バーディで首位に躍り出ると、上がり2ホールも連続バーディで締めた。結局9バーディ、1ボギーでこの日のベストスコア8アンダー64を叩き出し、通算14アンダーで栄冠を手にした。

 一方、2日目を終えて首位タイで並んでいた比嘉真美子、一ノ瀬優希、大山志保の日本勢3人はスコアメイクに苦しんだ。今季2勝を誇るルーキー比嘉と一ノ瀬はともに2アンダー70で通算10アンダー3位タイで終戦。米ツアー経験のある大山も1アンダー71とスコアを伸ばし切れず、吉田弓美子と同じ通算9アンダー5位タイに終わった。

 また、国内ツアーの賞金ランク争いでは、トップの森田理香子が最終日に1ダブルボギー、5ボギー(2バーディ)の5オーバー77と崩れ通算1オーバー44位タイ。同ランク2位の横峯さくらが3アンダー69にスコアをまとめて17位タイ(通算4アンダー)に入ったため、2人の賞金差は3試合を残して約275万円に縮まっている。

 その他上位陣は、通算12アンダー単独2位にノーボギー(6バーディ)のゴルフを披露したチェラ・チョイ(韓)、通算8アンダー単独7位に藤本麻子。ディフェンディング・チャンピオンでロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステーシー・ルイス(米)がフォン・シャンシャン(中)と同じ通算7アンダー8位タイに入り、横峯と同じ通算4アンダー17位タイに佐伯三貴、服部真夕らが続いている。

 尚、米ツアーを主戦場としている日本勢は、宮里美香の通算1アンダー33位タイが最上位。上原彩子は通算4オーバー60位タイ、有村智恵も通算5オーバー68位タイの下位で3日間の競技を終えている。

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