ツアーニュース

J.ライルが白血病から生還! 豪州マスターズで復帰

2013/11/13 11:58
J.ライルが白血病から生還! 豪州マスターズで復帰

 

 ジャロッド・ライル(豪)が感動の復帰を果たす。

 2007年から2012年まで米男子ツアーでプレーしていたライルが、病気のためツアーを離れたのは2012年3月のこと。この時、ブリオニー夫人は臨月だった。

 17歳の時、骨髄性白血病が発覚し治療を受けたライルだが、その後元気になって世界一のツアーでプレーできるほどになっていた。ところが、再発が判明し、治療に専念していた。それでも、つらい闘病生活もようやく終わり、豪州ツアーの3大メジャー大会の1つ、オーストラリアン・マスターズ(現地時間14〜17日/豪、ロイヤル・メルボルンGC)で復帰するのだ。

 20か月ぶりの試合に「ただ1番ティーに行ってティーアップして打つだけだよ。たぶんそれだけでハードに違いない」と苦笑したライル。大変な治療で体重もかなり落ちており、予選通過もできるかわからない状態だが、それでも復活の喜びを隠そうともしなった。

 ブリオニー夫人と、長女ルーシーちゃん、大勢の友人たちが見守る中、復帰戦で戦うライル。32歳と脂の乗った時期だけに、完全に健康になってからの活躍が楽しみだ。

 尚、公傷制度が適用されたため、ライルは準備ができるまでツアーを休み、復帰することができるようになっている。健康と相談しながらだが、完全復帰は来年後半になりそうだ。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. J.ライルが白血病から生還! 豪州マスターズで復帰
×