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タイガー、コースレコードタイ『62』で単独首位浮上!

2013/12/07 10:53
タイガー、コースレコードタイ『62』で単独首位浮上!
コースレコードタイとなる10アンダーのタイガーチャージ。完璧なプレーを披露し、大会6度目の勝利を早くも視界に捉えた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 タイガー・ウッズ(米)が自らが持つコースレコードに並びポールポジションをゲットした。

 タイガーがホストを務めるオフ恒例のチャリティイベントのノースウェスタン・ミューチュアル・ワールド・チャレンジは現地時間6日、カリフォルニア州のシャーウッドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日10バーディ(ノーボギー)の猛チャージで6年前の第2ラウンドで自身が打ち立てたコースレコード『62』に並んだタイガーが、通算11アンダーまでスコアを伸ばして初日の単独5位から単独トップに躍り出た。

 6年前に『62』をマークしたときにはもちろん優勝を飾っているタイガーが狙うのは大会6度目の勝利。15回連続で生まれ故郷にほど近いシャーウッドCCを舞台に行われてきた今大会が来季以降はフロリダ州に舞台を移すことが決まっており、大会ホストとして節目の今年「有終の美を飾りたい」という気持ちは誰よりも強い。本人と所縁のある南アフリカ元大統領のネルソン・マンデラ氏の追悼の意味を込めた勝利を誓うタイガーは、奇しくも6年前に単独2位に入っているザック・ジョンソン(米)に2打差をつけトーナメントを引っ張っている。

 トルコで行われた欧州ツアーから使い始めたナイキの新ドライバーが「絶好調」というタイガー。初日は「アイアンのキレが今ひとつだったのと、短いパットを外す場面が2度ほどあった」そうだが、この日はチャンスをことごとく沈めてノーボギーの完璧なラウンドを披露した。彼のミッションはただ勝つことでなく、圧倒的な強さで他をねじ伏せることだ。

 その他上位陣は、通算8アンダー単独3位にマット・クーチャー(米)。過去2度の優勝を誇るディフェンディング・チャンピオンのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算5アンダー単独4位につけ、通算4アンダー単独5位にブッバ・ワトソン(米)が続いている。

 一方、前週のエミレーツ・オーストラリアン・オープンで絶好調のアダム・スコット(豪)を逆転し復活Vを挙げたローリー・マキロイ(北アイルランド)は、16番パー5でまさかの『9』を叩くなど5オーバー77の乱調で通算6オーバー16位タイ(18人中)に後退した。

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