A.キム、ライダーカップ出場へアピールなるか！　今田も正念場

　アンソニー・キム（米）が今年10月のライダーカップ出場をかけて、米男子ツアーのウィンダム選手権（現地時間19〜22日／ノースカロライナ州、セッジフィールドCC)に挑む。

　ライダーカップの米国チーム12人のうち、過去2年間の成績により自動選出される8人が先週の全米プロゴルフ選手権終了後に決定した。しかし今季好調ながら、5月の親指手術の影響で全米オープン、全英オープンの2つのメジャーを欠場してしまったキムは、ここに入れなかった。残りの4人はコリー・ペイビン（米）主将による推薦で決定する。米国チームに入る為には9月7日の発表までにアピールしなければならない。

　現在、フェデックスカップポイントランク14位のキムは、まずはウィンダム選手権で活躍することが大前提で、その上で次週から始まるプレーオフシリーズの最初の2試合でも良いプレーを披露し、ペイビン主将に実力を見せつけたい。

　なお、ウィンダム選手権はフェデックスカップポイントランクの125位までが出場できるプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズ（26〜29日／ニュージャージー州、リッジウッドCC）への切符をつかむ最後のチャンスでもある。それだけにボーダーライン上の選手はもちろん、現在、同ランク100位の今田竜二らも油断はできない。よって今後は、プレーオフ進出をかけたサバイバルゲームの行方からも目が離せない。（STATS-AP）