女王・森田が単独首位浮上、今季初Vに王手　横峯7位タイ

　国内女子ツアーの今季第3戦 Ｔポイントレディス ゴルフトーナメントは22日、佐賀県の若木ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。昨季賞金女王の森田理香子が後続に1打差の通算7アンダーで単独トップに立った。

　アウトスタートの森田は1番でバーディを奪う幸先の良い滑り出し。7番もバーディとして2つスコアを伸ばして折り返すと、後半10番、14番、15番と立て続けにバーディを奪取。最終18番でこの日唯一のボギーを叩いたものの、5バーディ、1ボギーの4アンダー68をマークして今季初、ツアー通算7勝目に王手をかけた。

　森田に1打差の単独2位に後半だけで5つのバーディを奪った原江里菜がつけ、通算3アンダー単独3位に通算6勝目を狙うイ・ボミ（韓）。初日首位を分け合った福田真未と西山ゆかりはともに3オーバー75の苦しいラウンドで福嶋浩子と同じ通算2アンダー4位タイに後退している。

　また、通算1アンダー7位タイに1アンダー71でプレーした横峯さくらのほか、開幕戦を制したO.サタヤ（タイ）、ジャン・ウンビ（韓）、馬場ゆかりの3人。ディフェンディング・チャンピオンで、2戦目のヨコハマタイヤゴルフトーナメントで優勝している一ノ瀬優希は通算イーブンパー11位タイから上位進出を狙う。

　一方、比嘉真美子、藤本麻子、大江香織は通算5オーバー51位タイでカットラインに1打及ばず予選落ち。吉田弓美子、斉藤愛璃、佐伯三貴も通算6オーバー58位タイで惜しくも決勝ラウンド進出を逃している。