藤田幸希が3年ぶりVに王手！　森田は17位タイに後退

　国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIは29日、宮崎県のUMKカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位に1打差の単独2位でスタートした藤田幸希が5つスコアを伸ばし、通算10アンダーで後続に2打差をつけて単独トップに躍り出た。2週連続Vを狙う森田理香子は2つスコアを落として通算2アンダー17位タイに後退している。

　前日絶好のポジションにつけた藤田はこの日、5番でバーディを奪うと、7番、8番で連続バーディ。3アンダーで折り返した後半は上がり3ホールで2つスコアを伸ばして5アンダー67。通算10アンダーとして2011年の富士通レディース以来3年ぶりのツアー6勝目に王手をかけた。

　一方、初日3位タイの好スタートを切った森田は苦戦を強いられた。前半7番、8番で連続バーディを奪取したまではよかったが、続く9番でボギーを叩くと、後半3つのボギーを喫して2オーバー74。通算2アンダーにスコアを落とし、木戸愛らと並ぶ17位タイに順位を下げている。

　その他上位陣は、首位に2打差の単独2位に初日のトーナメントリーダー、渡邉彩香。さらに2打差の3位タイでイ・ボミ（韓）、原江里菜、アマチュアの柏原明日架が追走し、通算5アンダー6位タイに成田美寿々、酒井美紀、香妻琴乃らがつけている。

　ディフェンディング・チャンピオンの堀奈津佳は5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り、通算4アンダーで11位タイに浮上。今季第2戦で優勝した一ノ瀬優希が比嘉真美子、諸見里しのぶ、服部真夕らと並び通算イーブンパー29位タイで予選通過を果たしている。一方、前日9位タイの上田桃子は4オーバー76を叩いてカットラインに1打及ばず、通算2オーバー55位タイで決勝ラウンド進出を逃した。