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逮捕劇と嵐で幕開けしたマスターズウイーク

2014/04/08 12:35
逮捕劇と嵐で幕開けしたマスターズウイーク

 

 ジョージア州の小さな町オーガスタが、ゴルフ一色に染まるマスターズウイークの始まりに小さな事件が勃発した。

 現地時間10日に開幕するゴルフの祭典 マスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)を前に、すでに現地には選手をはじめ、世界各国からがやってきた関係者やファンが詰めかけている。そんな中、5日朝8時30分頃、ワシントンロードに面したゲートで騒動が起こった。

 まず、選手以外は関係者でも限られた者しか入れないメインゲートを、車で通り抜けようとした中年の男が警備員に止められた。ここまでなら決して珍しい話ではない。だが、この男、10分後に再びゲートに戻ってきて、今度は強行突破。マグノリアレーン(オーガスタナショナルGCへの進入路)を走行しようとしたが、すぐに警察官に止められ、御用となった。

 現地紙『オーガスタ・クロニクル』によれば、この男は50歳のジョセフ・ジョン・マーフィー。動機や居住地などはまだ明らかになっていないが、少なくとも地元オーガスタの住民ではないようだ。

 小さな事件の後、早めに現地入りしている選手たちは静かに練習ラウンドを行ったが、パトロンと呼ばれるギャラリーに開放される初日となった7日は、嵐のため2時間でコースはクローズ。冬の大雪で17番の名物アイクスツリーをはじめ、たくさんの木が倒れて、例年とは全く様相を異にするコースを、パトロンたちがゆっくり堪能できるのは火曜日にお預けとなった。

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