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P.ミケルソンまさかの予選落ち ビッグネーム続々姿消す

2014/04/12 09:23
P.ミケルソンまさかの予選落ち ビッグネーム続々姿消す

 

 タイガー・ウッズ(米)が欠場する中、オーガスタの女神はまたしても本命のひとりを舞台から引きずり下ろした。

 今年で第78回を迎えたゴルフの“祭典”マスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)は現地時間11日に第2ラウンドを終了。過去3勝を誇り16回連続で予選を突破しているフィル・ミケルソン(米)が予選で姿を消すという波乱が巻き起こった。

 メジャー通算5勝のミケルソンを悲劇が襲ったのは12番パー3。ティーショットをグリーン手前のバンカーに打ち込むと、第2打がグリーンをオーバーして奥のバンカーへ。ショートゲームの天才のまさかのミスにギャラリーからどよめきが起こったが、奥のバンカーからの第3打が再び手前のバンカーにつかまるという信じられない展開。そのホールでトリプルボギーの『6』を叩いたミケルソンは終盤3つのバーディを奪って盛り返すも1オーバー73とスコアを落とし、通算5オーバーはカットラインに1打足りず52位タイで予選落ちを喫した。

「12番は手前のバンカーも奥のバンカーも砂がほとんどないような(最悪の)ライだった。そこで行ったり来たりしてトリプルボギー。メンタル面でもう少しシャープな状態だったら結果は違っていたんだろうけれど…」と無念の表情を浮かべたレフティ。「素晴らしいプレーは出来なかったけれど、悪いプレーをしたわけじゃない。コースの状態は素晴らしかった。予選落ちしても試合の様子はテレビで観るよ。それが自分にとっての罰だと思って」(ミケルソン)。

 今年は通算4オーバーまでの51人が決勝ラウンド進出を決めたが、その中に入れなかったビッグネームも続々。ルーク・ドナルド(英)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、アーニー・エルス(南ア)、ウェブ・シンプソン(米)、チャール・シュワーツェル(南ア)、ザック・ジョンソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ジェイソン・ダフナー(米)、キーガン・ブラッドリー(米)といった歴代優勝者やメジャーチャンピオンが予選で姿を消している。

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