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高額賞金の3日間大会が開幕! 森田、さくら、一ノ瀬らが参戦

2014/05/15 11:23
高額賞金の3日間大会が開幕! 森田、さくら、一ノ瀬らが参戦

 

 3日間で総額1億2,000万円、優勝2,160万円という高額賞金の争奪戦が幕を開ける。

 国内女子ツアー今季第11戦、ほけんの窓口レディースが、16日から福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に開催されるが、賞金総額は4日間72ホールで行われた前週の今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップと同額という破格のものだ(サロンパスカップの優勝賞金は2,400万円)。それだけに、優勝すればもちろん、上位に入れば一気に賞金ランキングを上昇。残りのシーズンの戦いに余裕が出るとあって、出場選手たちは目の色を変えている。

 その筆頭は先週、注目のアマチュア勝みなみ(鹿児島高1年)、米女子ツアー9勝の宮里藍と同じ組で予選ラウンドをプレーした挙句、まさかの予選落ちを喫した森田理香子だろう。昨季、賞金女王になったことでその自覚が生まれると同時に、余裕も出来てきているだけに、焦ることはなくとも悔しさは隠しきれない。それをエネルギーに変え、今季2勝目に向けて全力で挑む。

 また、ただひとり今季2勝を挙げている一ノ瀬優希も負けてはいない。2勝目に1番乗りはしたものの、現在の賞金ランキングは7位。前週の公式戦を制した成田美寿々が首位に立っているのは理解できるし、それ以外のランキング上位選手の大半も今季優勝しているが、未勝利ながら安定した成績で5位につけている原江里菜よりも下位にいるのは納得できないだろう。ビッグプライズの今大会で一気にランクアップを図りたい。そんな思惑を胸に大会に臨む。

 ディフェンディング・チャンピオンのO.サタヤ(タイ)は今季、開幕戦を制して以来、安定したプレーで序盤戦を引っ張ってきた。だが、先週は初日につまずいてシーズン初の予選落ち。その悔しさをバネに、昨季ツアー初優勝を飾った思い出の大会で連覇を狙う。さらに、メジャー覇者のフォン・シャンシャン(中)も参戦。先週72ホール目で90センチのパーパットを外して成田に勝利を譲った雪辱を果たすべく、こちらも燃えている。

 今季はKKT杯バンテリンレディスオープンで優勝した勝を筆頭に、アマチュア選手が上位に入ることが続いて注目を集めているが、今大会には海外での経験も豊富な柏原明日架が出場。アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIでは4位タイに入った実績もあり、こちらからも目が離せない。そのほか、米ツアー常駐組の上原彩子、入籍後初Vを目指す横峯さくら、申ジエ(韓)ら実力者が参戦し、大会を盛り上げる。

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