ツアーニュース

石川3日目のカットに引っかかる 上位は混戦

2014/05/18 09:54
石川3日目のカットに引っかかる 上位は混戦

 

 前日、粘り強いプレーでカットラインぎりぎりながら決勝ラウンドに進出した石川遼だが、ムービングデーにスコアを落とし最終ラウンド進出はならなかった。

 米男子ツアーのHPバイロン・ネルソン選手権は現地時間17日、テキサス州のフォーシーズンズ・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。67位タイからのジャンプアップを目指した石川だったが、この日はボギーが先行する苦しいラウンド。10番スタートの前半2ボギーで折り返すと、後半に入っても惜しいところでチャンスを逃し続け、ようやくバーディが来たのは8番パー4になってから。9番もバーディなら滑り込みセーフだったが、パー止まりで2オーバー72。通算3オーバーで70位タイ以内を逃し(75位タイ)“MDF”となった。

“MDF”とは予選通過人数が規定数を超えた場合に行われる足切り制度。予選は通過しているので最低限の賞金は貰えるが最終日に進む権利を失うというもの。石川には次週以降の奮起を期待したい。

 一方、上位争いは混戦に拍車がかかっている。前日のトーナメントリーダー、ブレンドン・トッド(米)も2アンダー68で通算10アンダーまでスコアを伸ばしたが、全英オープンチャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)が3連続2回を含む8バーディ(2ボギー)を量産し6アンダー64と爆発。この2人が首位を並走する展開となった。

 1打差の3位タイにマイク・ウィアー(カナダ)、ゲーリー・ウッドランド(米)、ジェームス・ハーン(米)が並び、通算8アンダー6位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、マーク・リーシュマン(豪)、グラハム・デラート(カナダ)、モーガン・ホフマン(米)の面々。ウィアーやハリントンら復活を狙うメジャーチャンピオンの最終日から目が離せない。

 しかし、ザ・プレーヤーズ選手権に続く2週連続Vを目指すマーティン・カイマー(独)は3日目にして失速。1オーバー71とスコアを落とし、通算5アンダーで前日の2位タイから15位タイに後退した。

 尚、今田竜二はすでに予選で姿を消している。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 石川3日目のカットに引っかかる 上位は混戦
×