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松山24位タイ、石川82位タイ A.スコットは王座陥落のピンチ?

2014/05/23 10:01
松山24位タイ、石川82位タイ A.スコットは王座陥落のピンチ?
前半はダボ1つと苦しんだ松山だったが、後半は1イーグル、2バーディと復調。首位と6打差の24位とまずまずの位置につけている。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルは現地時間22日、テキサス州のコロニアルCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー65でプレーしたダスティン・ジョンソン(米)が単独首位に立った。ハンター・メイハン(米)ら4人が1打差で追走し、さらに1打遅れてジェイソン・ダフナー(米)、ジョーダン・スピース(米)ら10人が追う展開となっている。

 そんな中、松山英樹と石川遼は明暗分かれる結果に。松山は8番パー3でティーショットをバンカーに入れ、5メートルを3パットしてダブルボギーを叩いたが、10番で1.5メートルのバーディパットを沈めると流れが変わった。11番パー5ではティーショットを330ヤード飛ばし、7メートルに2オンするとこれを沈めてイーグル奪取。続く12番でもバーディを奪って2アンダーにスコアを伸ばした。13番のボギーで結局1アンダー69でホールアウトしたものの、首位とは6打差24位タイ。グリーンの小さいオールドスタイルのコースでしっかり粘り強くプレーした甲斐あって、まだまだ逆転可能な位置につけている。

 対照的に石川はショットメーカー向きのコースでフェアウェイキープ率57.14%、パーオン率61.11%と苦しい戦いを強いられた。1番パー5で第3打を10センチにピタリとつけバーディ発進、前半は2バーディ、2ボギーと耐えたが、後半に2ボギー(ノーバーディ)を叩いて2オーバー72の82位タイと、出遅れ気味の初日となってしまった。次週には全米オープン最終予選会(6月2日/オハイオ州、ブルックサイドGC他)出場を控えているだけに、少しでも実戦で好感触をつかんでおきたいところ。第2ラウンドでの巻き返しに期待したい。

 大会2勝のザック・ジョンソン(米)がイーブンパー70の42位タイ。世界ランキングNo.1になったばかりのアダム・スコット(豪)は1オーバー71の64位タイと、欧州ツアーのBMW PGA選手権初日を暫定8位タイで終えているヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に大きく後れを取っており、このままでは1週間で王座陥落の可能性も出てきた。

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