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T.ワトソンの全英出場資格が来年まで延長!

2014/07/06 10:46
T.ワトソンの全英出場資格が来年まで延長!
来年の全英でもT.ワトソンの姿が見られることが決まった。(写真提供:Getty Images)

 

 来年、聖地セントアンドリュースで行われる全英オープンでトム・ワトソン(米)の勇姿を見ることが出来そうだ。

 米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシック(ウェストバージニア州、ザ・オールド・ホワイトTPC)に出場中のワトソンの元に朗報が届いた。規定では2週後にロイヤル・リバプールGC(英国)で行われる全英オープンが同大会でのワトソンの見納めになるはずだったが、来年が節目の40回目の出場、しかも舞台がセントアンドリュース オールドC(スコットランド)ということもあり、主催者のR&A(ロイヤル・アンド・エイシェント・ゴルフ・クラブ)が特例を認め、もう1年の出場権が与えられたのだ。

「R&Aの配慮に感謝したい。トップ10以内に入らない限り、来年が自分のキャリアで最後の全英になる。40年目の節目の年だと思うと感慨深い」と語ったワトソンは現地時間5日に行われたザ・グリーンブライヤー・クラシック第3ラウンドで2アンダー68をマークし、現在通算3アンダー43位タイにつけている。

 新帝王と呼ばれ一世を風靡したジャック・ニクラウス(米)の後継者は初出場の1975年、カーヌスティの死闘を制して全英初優勝。77年にはニクラウスとの一騎打ちを制し2勝目。さらに80年、82年、83年と計5回の勝利を挙げているもののセントアンドリュースでの優勝はない。

 本来60歳がいわゆるメジャー“定年”とされているが、2009年ターンベリー(スコットランド)で優勝まであと一歩と迫り、プレーオフには敗れたものの2位タイに入ったことで5年出場資格が延長された。

 9月にはライダーカップの米国チームキャプテンを務めることが決まっているワトソン。果たして最後の全英ではどんな戦いを見せてくれるのだろうか?

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