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日本勢37年ぶりメジャーVの可能性は…?

2014/07/09 10:39
日本勢37年ぶりメジャーVの可能性は…?
ここ3戦連続で予選落ちと不調に喘いでいる藍だが、得意のリンクスコースで息を吹き返せるか?(写真提供:Getty Images)

 

 今年は11人の“なでしこ”たちがリンクスでの戦いに挑む。

 米女子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第38回 全英リコー女子オープンは現地時間10日、イングランドの名門ロイヤル・バークデイルGCを舞台に開幕。最終予選会からの出場権獲得を狙った有村智恵はプレーオフで敗れ厳しい状況にあるが(ウェイティング4位)、それでも今年は宮里藍、宮里美香ら米ツアー常駐組4人に加え国内女子ツアーからも7人が参戦し、11人体制で日本勢37年ぶりメジャーVを狙う。

 今年は連覇を狙うステイシー・ルイスをはじめ、レクシー・トンプソン、ミッシェル・ウィーら好調アメリカ勢が大会の中心となっていきそうだが、我々日本勢も同大会との馴染みは深い。欧州女子ツアーの一環として行われていた時代の1984年に岡本綾子が優勝、1991年には福嶋晃子がローアマに輝いた。藍はこれまでトップ10入り4回を誇り、2009年には3位タイに入るなどリンクスでの決戦を得意としている。

 昨年大会ではスポット参戦した佐伯三貴と比嘉真美子が共に7位タイに食い込む健闘を見せており、今年はさらに上位にからむことが期待される。また、全米女子オープンは出場権を得られなかった常駐組の野村敏京も今大会の出場リストに名を連ねた。今シーズンは不調に喘ぐ日本勢の中で唯一成績を残しており、今大会でも注目だ。

 その他、常駐組から上原彩子、国内ツアー組からは森田理香子、原江里菜、大山志保、渡邉彩香、成田美寿々がエントリー。今年もまたリーダーボードにひとりでも多くの日本勢の名が掲げられることを祈りたい。

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