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優勝候補乱立の全英OP P.ミケルソンの連覇なるか?

2014/07/17 12:34
優勝候補乱立の全英OP P.ミケルソンの連覇なるか?

 

 米男子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第143回 全英オープンが現地時間17日、英国のロイヤル・リバプールGCを舞台に開幕。例年このリンクスでの戦いの勝者を予想するのは難しいが、今年は優勝候補乱立でさながら戦国時代といった様相を見せている。

 まず最初に名前が挙がるのが連覇がかかるフィル・ミケルソン(米)。昨年は首位と5打差からスタートした最終日に果敢に攻め、他の選手が伸び悩む中ただ一人通算スコアをアンダーパーとして初の全英制覇を決めた。今年はマスターズで予選落ち、全米オープンで28位タイと大舞台で結果を残せていないがどう転ぶか。

 メジャー前哨戦、スコティッシュ・オープンを制したジャスティン・ローズ(英)も忘れてはいけない。昨年は同大会を制したミケルソンが勢いそのままに全英Vを飾っている。また、世界ランキングNo.1のアダム・スコット(豪)はここ2年の全英で、単独2位(2012年)、3位タイ(13年)と結果を残しており、ローズ同様メジャー2勝目が近い存在だ。

 ここに全米オープンで完全優勝を飾ったマーティン・カイマー(独)、ツアー2年目ながら覚醒した感のある20歳のジョーダン・スピース(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を加えたあたりが優勝筆頭と言えそうだ。今大会で本格的な復帰を果たすタイガー・ウッズ(米)、パワーランキング(優勝候補)トップ20に名を連ねた松山英樹も予選ラウンド次第では上位に食い込んでくるだろう。

 4大メジャーの中でも優勝者の平均年齢が30代後半と経験が問われる今大会。ここ3年は連続して“オーバー40”が優勝を飾っているが今年は果たして?

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