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R.マキロイがメジャー3勝目に王手! 6打リードで最終日へ

2014/07/20 00:47
R.マキロイがメジャー3勝目に王手! 6打リードで最終日へ

 

 初日から首位を走るローリー・マキロイ(北アイルランド)が終盤ギアをトップに入れて後続を突き放し、全米オープン&全米プロゴルフ選手権に続くメジャー3勝目に王手をかけた。

 米男子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第143回 全英オープンは現地時間19日、英国のロイヤル・リバプールGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。荒天が予想されたため大会史上初めて2ウェイ(アウト/インスタート)、スリーサム(3人1組)で行われたこの日、マキロイは前半エンジンがかからず12ホール終了時点で2バーディ、2ボギーと足踏み。その間、3位タイからスタートしたリッキー・ファウラー(米)が12番までに7バーディ(1ボギー)を奪う猛烈な追い上げで一時2人が首位に並ぶ展開となった。

 しかし14番で距離のあるバーディパットを沈めてからマキロイに流れが傾き、16番パー5では目の覚めるようなロングドライブでイーグル奪取に成功。続く17番でボギーを叩いたものの、最終18番で再びイーグルを奪って4アンダー68をマーク。通算16アンダーで単独トップの座を守って完全Vへ前進し、「一番勝ちたい」メジャー制覇が現実味を帯びてきた。

 一方、ファウラーは14番からの上がり5ホールで3つボギーを叩いて失速。それでも4アンダー68の好スコアで通算10アンダーまで伸ばし、マキロイに6打差ながら単独2位で最終日メジャー初タイトルを目指すこととなった。

 セルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算9アンダーでダスティン・ジョンソン(米)とともに3位タイ。通算8アンダー単独5位にビクトル・ドゥブイソン(仏)がつけ、通算7アンダー単独6位にモリナリ兄妹の兄エドアルド(伊)。さらに通算6アンダー7位タイにアダム・スコット(豪)、マッテオ・マナセロ(伊)、チャール・シュワーツェル(南ア)ら実力者が名を連ねている。

 巻き返しが期待されたタイガー・ウッズ(米/10番スタート)は出だしの連続バーディで波に乗るかと思われたが、7番パー4でトリプルボギーを叩くなど後半つまずき、1オーバー73とスコアを落として通算3オーバー58位タイに後退した。

 また、ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)は通算1アンダー34位タイ、松山英樹はスコアを1つ落とし通算イーブンパー38位タイ。小田孔明は通算4オーバー63位タイにとどまっている。

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