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J.フューリック4年ぶりVへ快走 今田滑り込みセーフ

2014/07/26 12:07
J.フューリック4年ぶりVへ快走 今田滑り込みセーフ

 

 ジム・フューリック(米)がコースレコードタイの7アンダー63をマーク。4年ぶりのツアー通算17勝目に向け快走している。

 米男子ツアーのRBCカナディアン・オープンは現地時間25日、カナダのロイヤル・モントリオールGC ブルーCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前週の全英オープンで単独4位に入り目下好調のフューリックがノーボギーの7アンダー63と爆発。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、9年ぶりのツアー通算2勝目を目指すティム・ペトロビック(米)と首位の座を分け合った。

「全体的に良いゴルフが出来ている。特に今日は良いところでパットが決まってくれた」と初日の16位タイからトップタイに浮上したフューリック。「ペアリングにも恵まれた」と本人が言う通り、同組のグラハム・デラート(カナダ)が7アンダー63、マット・クーチャー(米)が5アンダー65の好スコアをマーク。「3人で22個もバーディを奪うことが出来た。皆が気持ち良くパットを沈めていたから、自分もすんなりフラストレーションなくプレーすることが出来た」と満足そうに語った。

 ちなみに通算8アンダーまでスコアを伸ばし、カイル・スタンレー(米)と並ぶ3位タイに浮上したデラートは、カナダ勢としては1954年以来となる自国のナショナルオープン制覇を目指している。

 その他のビッグネームは、この日5アンダー65をマークしたグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算7アンダーで初日の32位タイから5位タイに浮上。クーチャーも35ランクアップの9位タイに順位を上げ、アーニー・エルス(南ア)が通算3アンダー28位タイにつけ、ビジェイ・シン(フィジー)とチャール・シュワーツェル(南ア)が通算2アンダー37位タイ。初日のトーナメントリーダー、マイケル・パットナム(米)はスコアを伸ばせず通算6アンダー9位タイに後退した。

 日本勢ただひとり出場の今田竜二は2バーディ、4ボギーの2オーバー72。通算イーブンパーの振り出しに戻ったものの63位タイに踏みとどまり、カットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を決めた。

 今季シード権を持たない今田にとって数少ないツアー出場のチャンス。予選落ちの心配がなくなった週末は今田らしい粘りのゴルフで1つでも上の順位を目指したい。

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