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石川、トップと4打差16位タイ! 松山は30位タイ

2014/08/24 08:59
石川、トップと4打差16位タイ! 松山は30位タイ
トップと4打差の16位タイにつけた石川。最終日にビッグスコアが飛び出すか?(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズは現地時間23日、ニュージャージー州のリッジ・ウッドCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。39位タイで出た石川遼が通算5アンダーまでスコアを伸ばし16位タイに浮上した。松山英樹は通算3アンダーで前日の16位タイから30位タイまで順位を下げている。

 初日10位タイと好スタートを切った石川が再び上位に浮上した。この日は6バーディ、3ボギーの3アンダー68をマーク。前日は2オーバー73を叩き低迷したが、再度優勝を狙える位置まで順位を上げた。フェアウェイキープ率50%、パーオン率61.11%とショットに課題が見えるが、3日間のパーオン時の平均パットは1.533で出場選手中トップ。3日目も1.455でまとめておりグリーン上でスコアメイクした。

 フェデックスカップ・ポイントランキング75位でプレーオフに進んでいる石川は、第2戦のドイツ銀行選手権(29〜9月1日/マサチューセッツ州TPCボストン)までのプレーは決まっているが、そこから先は今週と次戦の成績で出場が決まる。当面の目標である第3戦のBMW選手権(9月4〜7日/コロラド州チェリーヒルズCC)に進むためにこの大会で少しでも上位に食い込んでおきたい。

 一方、松山は前半を2アンダーで折り返したが、後半は3オーバーと低迷。この日は3バーディ、4ボギーの1オーバー72とスコアを落とし一歩後退した。パットのスコア貢献率を示すストロークスゲインド・パッティングが第3ラウンドは-3.140。石川とは逆にショットは悪くないがパットで苦戦しており、最終日はグリーン上での復調が好スコアへのカギとなりそうだ。

 上位はジェイソン・デイ(豪)とジム・フューリック(米)が通算9アンダーで首位タイ、1打差単独3位にハンター・メイハン(米)が続く展開。一方、ディフェンディング・チャンピオンで前日トップタイのアダム・スコット(豪)は4オーバー75を叩いて後退。フェデックスカップ・ポイントランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)と並ぶ通算4アンダー23位タイで3日目の競技を終えている。

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