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タイガー、「卑劣」なでっち上げ記事に怒り

2014/11/20 18:14
タイガー、「卑劣」なでっち上げ記事に怒り
「卑劣」なでっち上げ記事に怒りを表したタイガー。(写真提供:Getty Images)

 

 元世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米)は現地時間18日、著名なゴルフライターであるダン・ジェンキンス氏が執筆した、自身との架空のインタビュー記事について、中傷的であり卑劣なものだと批判した。

 米ゴルフ専門誌『ゴルフダイジェスト』(電子版)掲載の“タイガーとの(偽)インタビュー”と題されたパロディ記事では、代理人であるマーク・スタインバーグ氏を解雇しない理由や離婚につながった不倫騒動についてなど、私生活にもかかわる質問にウッズが答えるという架空のインタビューが展開されている。

 そのなかで、偽ウッズは代理人の人事について「人をクビにするのは好きだ。練習以外にすることが増えるから」と語るなど、エゴイスティックな発言を連発。これまで口を閉ざしていた2009年の不倫騒動についても「(教訓は)つかまらないこと」と話した。さらに「給料をもらっている人間になぜチップをあげるのか分からない」という持論を展開し、チップも給料の一部というジェンキンス氏に対して「それならもっと良い職を探させろ」と述べている。

 自身を批判する記事に対して公然と非難することの少ないウッズだが、同記事については、「PGAで20年プレーしてきて、数えきれないほどのインタビューを受けてきた。そのなかには良いものも、そうは言えないものもあったと思う。ただ、このデタラメ記事は卑劣だ」と不快感を露わにした。また、代理人のスタインバーグ氏はゴルフダイジェスト誌に対し、謝罪を求める書簡を送付しているという。

 なお、ウッズは来月4日に自らが主宰するヒーロー・ワールド・チャレンジに登場する見込みとなっている。

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