石川、連日の「69」で17位タイ浮上！　松山は53位タイ

　米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は現地時間21日、フロリダ州のベイヒルGC＆ロッジを舞台に第3ラウンドの競技を終了。石川遼が連日となる3アンダー69をマークし、通算8アンダーで17位タイに浮上した。

　石川は、4番からの3ホールで2つのバーディを奪うと、8番、9番もバーディとし、前半を4アンダーで折り返す。バックナインの16番でもスコアを伸ばしたが、ボギーも2つ叩いてしまい、5バーディ、2ボギーでホールアウト。前日に続きフェアウェイキープ率で64.29％とまずまずの数字を残したことが安定につながり、パーオン率は77.78％をマーク。最終18番で約1.2メートルのパーパットを外したことが悔やまれるが、こういったミスを減らすことが出来れば、今季初のトップ10入りも十分にありえそうだ。

　一方、松山は立ち上がりの1番でボギーが先行するも、その後前半で3つのバーディを奪い、バックナインへ。第2ラウンドでイーグルを奪った16番パー5では、再び第2打をピンそば約2.7メートルにつけてイーグルを奪取したが、上がり2ホールを連続ボギーとしてしまい、1イーグル、3バーディ、3ボギーの2アンダー70。通算4アンダーとムービングデーに大きく順位を上げることが出来ず、53位タイとなっている。

　3日目を終えて、優勝に王手をかけたのは世界ランクNo.3のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）。16番でイーグルをマークするなど、1イーグル、4バーディの6アンダー66で通算16アンダーまでスコアを伸ばした。

　トップと2打差の単独2位は、単独首位からスタートしたモーガン・ホフマン（米）。通算13アンダーの3位タイには、この日のベストスコアである7アンダー65をマークしたジェイソン・コクラック（米）ら4人が並んだ。同ランクNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）は、終盤の3連続ボギーが響いて通算9アンダーの12位タイに後退している。