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M.エブリーが連覇を達成 松山21位タイ、石川43位タイ

2015/03/23 10:30
M.エブリーが連覇を達成 松山21位タイ、石川43位タイ
最終日に「68」のチャージを見せた松山。次戦以降につながるラウンドとなった。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は現地時間22日、フロリダ州のベイヒルGC&ロッジを舞台に最終ラウンドの競技を終了。昨年覇者のマット・エブリー(米)が通算19アンダーで連覇を飾る中、日本勢は松山英樹が通算8アンダー21位タイ、石川遼は通算5アンダー43位タイで4日間の競技を終えた。

 今週は3日間を通して我慢のゴルフが続いた松山。この日もボギーが先行したが、5番&6番で連続バーディを奪うと、後半は2つスコアを伸ばした後の、17番パー3で約10メートルのバーディパットを沈めて4アンダー68。前日までのプレーが悔やまれるが、次戦以降に望みをつなぐ最終日のラウンドとなった。

 対照的にスコアを落としたのが石川だ。今大会では3日目を終えて17位タイとまずまずの位置につけていたが、最終ラウンドでは2バーディを奪ったものの、14番パー3でダブルボギーを叩くなど崩れて3オーバー75。目前まで見えていた今シーズン初のトップ10フィニッシュは、次回以降に持ち越しとなっている。

 優勝は2014年に続きエブリー。昨年は上位陣がスコアを落とす中、耐え抜くゴルフでツアー初優勝を達成したが、3打差3位タイから出たこの日は7バーディ、1ボギーと攻撃的な内容で1年ぶりの優勝を勝ち取った。この1勝でエブリーはフェデックスポイントランキングで、前週の158位から22位に躍進している。

 大会前のパワーランキングで1位に予想されたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は通算18アンダー単独2位。以下上位陣は、通算17アンダー単独3位にマット・ジョーンズ(豪)、通算15アンダー単独4位にモーガン・ホフマン(米)、通算14アンダー単独5位にベン・マーティン(米)と続いている。

 また、注目された世界ランキング上位勢は、No.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算11アンダー11位タイ、No.5のジェイソン・デイ(豪)が通算9アンダー17位タイ、No.4のアダム・スコット(豪)が通算6アンダー35位タイ。尚、No.2のバッバ・ワトソン(米)は、幼馴染の死去により今大会を欠場している。

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