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横峯、今季日本人最高位の8位タイ! メジャー初戦の切符も獲得

2015/03/30 11:22
横峯、今季日本人最高位の8位タイ! メジャー初戦の切符も獲得
優勝とはならなかったものの、8位タイで今季日本人最高位フィニッシュとなった横峯。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのキア・クラシックは現地時間29日、カリフォルニア州カールスバッドのパークハイアット・アビアラGCを舞台に最終ラウンドを終了。3位タイからスタートした横峯さくらは、イーブンパー72とスコアを伸ばせなかったものの、通算13アンダーの8位タイで大会を終えた。今季日本人最高位フィニッシュと共に、次週の今季メジャー初戦ANAインスピレーション(4月2日〜5日/カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントC)への出場権を獲得した。

 米ツアー初優勝に向けて最終組でスタートした横峯だったが立ち上がりの1番から連続ボギーとしてしまう。それでも前半のうちに3つのバーディを奪って挽回するなど、4バーディ、4ボギーでホールアウト。「(優勝争いに)もちろん緊張していたけど、ショットの調子は悪くなかった。パッティングは思った通りに打てても甘かったりしたが、最低限の結果は残せたと思う」と振り返った。

 また、メジャー初戦への出場権獲得については笑顔で「ほっとした。次のコースは、何回かプレーしたことがあるので予想がつく。少しずつアメリカに慣れてきて、来週出場できることを嬉しく思う」と話した。一つ壁を破ったさくらは、この勢いを保ったまま、ビッグトーナメントで実力を発揮することができるだろうか。

 一方、宮里藍はノーボギーの2アンダー70でラウンド。通算5アンダーの41位タイに終わったものの「チャンスも多い中、パットが決まらなかったがノーボギーは評価したい」とコメント。「(メジャー初戦に向けて)練習ラウンドが明日からなので、良いフィーリングで迎えれば」と意気込みを話した。また、アマチュア時代からしのぎを削る横峯については「さくらは、いつ優勝してもおかしくない。お互い1試合でも多くリーダーボードに名前が載るように頑張りたい」とエールを送った。

 藍と同じ通算3アンダー47位タイから出た宮里美香は1バーディ、4ボギーの3オーバー75と失速。パーオン率が55.6%とショットに苦しんだが、本人は「思ったよりも悪くなかった」と分析。「本当に入らない1日だったけど、1つバーディが取れたので」と話し「今季初めてのメジャーに今までとは違う調子で向かう。あまり期待はせずに一打一打を大切にして、上を向いていきたい」と気持ちを次週に切り替えていた。

 ANAインスピレーションに、日本勢は宮里藍、横峯さくら、宮里美香、野村敏京、上原彩子が参戦。どのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。

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