美香『67』のチャージで日本勢最高29位タイ！　藍は41位タイ

　米女子ツアーの今季メジャー初戦、ANAインスピレーションは現地時間5日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。宮里美香が『67』の猛チャージで通算1アンダーまでスコアを戻し、日本勢最高位の29位タイに入っている。

　美香は前半に3連続を含む5バーディ（2ボギー）を奪取してリーダーボードを駆け上がると、後半は14番までスコアカード通りの我慢のゴルフ。15番でボギーを喫したが、上がり3ホールを連続バーディとし、8バーディ、3ボギーの5アンダー67をマーク。前日までの58位タイから29位タイに大きく順位を上げて今季最初のメジャー大会を終えた。

　そのほかの日本勢は、通算イーブンパー35位タイにホステスプロの上原彩子。36位タイからスタートすると、2バーディ、1ボギーで最終日にして今大会初のアンダーパー（1アンダー71）でプレーしてみせた。

　また、初日単独2位発進も2日目、3日目にスコアを崩した宮里藍は、15番パー4でイーグルを奪うなど3アンダー69をマーク。この日2つスコアを伸ばした横峯さくらとともに通算1オーバー41位タイでフィニッシュした。

　優勝はブリタニー・リンシコム（米）。3位タイから出たこの日を3アンダー69で回ると、通算9アンダーで並んだステイシー・ルイス（米）との3ホールに及ぶプレーオフを制し、2011年のCNカナディアン女子オープン以来となるツアー通算6勝目を飾っている。