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J.フューリックがプレーオフ制し4年半ぶりV! 石川は無念の75位タイ

2015/04/20 08:57
J.フューリックがプレーオフ制し4年半ぶりV! 石川は無念の75位タイ
5年ぶりVに喜びを爆発させたJ.フューリック。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのRBCヘリテイジは現地時間19日、サウスカロライナ州のハーバータウンGLを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2003年全米オープン覇者ジム・フューリック(米)がケビン・キスナー(米)とのプレーオフを制し、約4年半ぶりのツアー優勝を果たした。

 5位タイから出たフューリックは最終ラウンド9バーディ、1ボギーの8アンダー63をマークし、通算18アンダーに。2位タイから出たキスナーも最終ホールのバーディで追いつく「64」で回った。

 プレーオフ第1ホールの18番では、キスナーが先にバーディを決めてプレッシャーをかけると、フューリックも負けじとバーディで応戦。2ホール目の17番はキスナーがバーディパットを失敗したのに対し、フューリックが4メートル弱のバーディパットを沈めて決着がついた。普段は冷静にプレーするフューリックも、大きなガッツポーズを見せた。

 フューリックは2010年9月のザ・ツアー選手権以来の優勝。同大会以来、これまで9度最終ラウンドをリードして迎えながらも勝ち切れず、無冠が続いていた。「ゴルフにやられているような気がして、勝つ喜びよりも、負けの悔しさのほうが大きかった」と苦しい日々を振り返りながらも、「勝つことがどんなにうれしいか忘れていた」と喜びを爆発させていた。

 プレーオフで敗れたキスナーも、自己ベストのフィニッシュだった。3打差の首位から出たトロイ・メリット(米)は、最終ラウンドでは2つスコアを伸ばすにとどまり、通算16アンダーの単独3位。ブレンドン・トッド(米)が通算15アンダーの4位、昨年王者マット・クーチャー(米)がさらに1打差の5位だった。

 石川遼は4番パー3のティーショット、8番パー4の2打目を池に入れ、前半のうちに2度のダブルボギーを叩くと、後半最初の10番でも1打目が池に入って3つ目のダブルボギー。その後の巻き返しも叶わず、最終的に5バーディ、3ボギー、3ダブルボギーのラウンドで2日連続の75に終わり、75位タイで大会を終えた。

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