J.クスンが単独首位に　3日目は同郷のA.レヴィとラウンド

　欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープンは現地時間24日、トムソン上海プドンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ジュリアン・クスン（仏）が5アンダー67をマークし、通算8アンダーで単独首位に立った。

　トップと1打差の2位タイから出たクスンは、出だしの4ホールで2バーディを奪い好調なスタート。前半を4アンダーで折り返すと、バックナインでは13番から連続バーディを奪取。17番でこの日唯一のボギーを喫するも、6バーディ、1ボギーでホールアウトした。

　2日連続で好スコアをマークした34歳は「今日の方がいいプレーができた。それがスコアにつながったね」と満足気。前週の深センインターナショナルでは4位タイに入っているが「先週の結果が自信を深めた。今週もいいスタートが切れたけど、まだ先は長いよ」とツアー通算3勝目を見据えた。

　さらに、1打差の2位タイには同郷でディフェンディング・チャンピオンのアレクサンダー・レヴィ（仏）が入り、3日目を2サムでのラウンドが決定。その他にも4位タイまでにフランス人選手が4人入っているが、「フランスには、良いプレーヤーがたくさんいる。それがこのリーダーボードに反映されていると思う。これが週末まで続けばいいね」と語った。

　ツアー通算5勝を誇るデビッド・ハウエル（英）は、首位タイから出たもののスコアを伸ばすことができず、通算4アンダーで10位タイに後退。国内男子ツアーの開幕戦を制したマイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）は1オーバー73とスコアを落とし、通算3アンダーで13位タイで大会を折り返している。