イ・ボミ、大会史上初の連覇で今季初勝利！　大山は単独2位

　国内女子ツアーのほけんの窓口レディースは17日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ（韓）が、6アンダー66をマーク。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で今季初勝利を飾った。

　トップと1打差の単独2位から出たイ・ボミは、3番から連続バーディを奪うと、6番からも連続バーディをマークし、前半を終えて単独首位に躍り出る。サンデーバックナインに入っても、立ち上がりの10番でスコアを伸ばすと、13番でもバーディを奪い、6バーディ、ノーボギーと完璧なプレーでツアー通算9勝目を挙げた。

　今季はツアー記録となる4戦連続2位など、優勝まであと一歩に迫り続ける抜群の安定感で、大会前には賞金ランクを含む4部門でトップに。今大会の結果で平均バーディ数でもトップに立ち“5冠”となったが「今年は絶対に獲りたい」と話す賞金女王に向けて、欲しかった初勝利を大会史上初となる連覇で掴み、3日間大会としては高額の優勝賞金2,160万円を手にした。

　通算6アンダーの単独2位に今季ベストフィニッシュとなる大山志保、通算5アンダー単独3位にテレサ・ルー（台）、トップと6打差の単独4位に上田桃子が続いている。通算2アンダーの6位タイには、昨季賞金ランク4位の申ジエ（韓）、同6位の酒井美紀、昨季大会6位タイの柏原明日架が入っている。