倉本が唯一のアンダーパーで単独首位！　室田も7位タイ

　米チャンピオンズツアー今季メジャー第2戦のシニアPGA選手権が現地時間21日、インディアナ州のフレンチリックを舞台に開幕。倉本昌弘が第1ラウンドで1アンダーの「71」をマークし、単独首位に立った。

　倉本はラウンド前に「まっすぐ打ってフェアウェイキープできれば、2、3オーバーで回れる」と分析。前後半をそれぞれ1オーバーで回ることを目標にしていたが、フタを開ければフロントナイン（インスタート）を1アンダー、バックナインをイーブンパーの3バーディ、2ボギー。この日唯一のアンダーパーを記録した。それでも昨年11月以来、3日連続ではプレーしていないことを明かし、トップを維持するのは現実的ではないと謙遜している。

　その他、昨季覇者であるコリン・モンゴメリー（スコットランド）のほか、バート・ブライアント（米）、ビリー・アンドレード（米）、バリー・レーン（英）、ジャン・フランコス・レメジー（仏）の5選手がイーブンパー72で2位タイ。優勝候補筆頭のベルンハルト・ランガー（独）ら14選手が1打差の7位タイに並んだ。

　日本勢は、室田淳が1オーバー73で7位グループ。羽川豊は3オーバー75の31位タイ、2013年王者・井戸木鴻樹は6オーバー78で77位タイと後方からのスタートとなった。