片岡が4連続バーディで逆転優勝！　４戦目にして日本人初優勝

　国内男子ツアー今季第4戦の関西オープンゴルフ選手権競技は24日、滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了し、片岡大育が4アンダー67をマーク。通算17アンダーでツアー初勝利を飾った。

　トップと1打差の2位タイからスタートした片岡は、立ち上がりの2番でバーディを奪うと、4番から圧巻の4連続バーディでリーダーボードのトップに。9番でボギーを叩いたが、後続に2打差をつけて後半へ。サンデーバックナインでは9ホールをスコアカード通りにプレーし、スコアを伸ばせず5バーディ、1ボギーでホールアウト。昨年はアジアンツアーに9試合出場するなど、海外のトーナメントにも参戦する26歳にとって、嬉しいツアー初優勝。そして、今季4戦目にして初となる日本人選手の優勝となった。

　その他上位には、通算14アンダーの単独2位にブラッド・ケネディ（豪）。スタートの1番で、いきなりイーグルを奪うなど前半を5アンダーで折り返したが、14番パー4でのダブルボギーが大きく響いた。通算13アンダーの3位タイには、塚田陽亮とウォンジョン・リー（豪）が続いている。

　通算12アンダーの5位タイには、2012年賞金王の藤田寛之、昨季賞金ランク3位の近藤共弘ら4人が並んだ。10度目の最終日最終組でツアー初勝利を狙った山下和宏は、3番パー5でダブルボギーを叩くなど、3オーバー74と崩れて通算11アンダー9位タイで大会を終えている。昨季賞金王の小田孔明は、通算9アンダー16位タイ。前週の今季公式戦初戦でツアー初優勝を飾ったアダム・ブランド（豪）は、通算8アンダー18位タイとなっている。