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P.ミケルソン、7オーバーの大叩きで後退 生涯グランドスラムは絶望的に

2015/06/21 11:39
P.ミケルソン、7オーバーの大叩きで後退 生涯グランドスラムは絶望的に
グランドスラム達成が絶望的となったP.ミケルソン。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間20日、米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンがワシントン州のチャンバーズ・ベイで第3ラウンドの競技を終了。キャリアグランドスラムを目指すフィル・ミケルソン(米)は7オーバー77と大きくスコアを落とし、通算10オーバー66位タイまで後退した。

 35位タイから上位進出を目指したミケルソンは、2番パー4で深いフェスキューからの2打目を4メートル弱まで寄せるもパーパットを決めきれず。ボギー先行の悪いリズムのなか、3番、4番でも1つずつスコアを落とし、立ち上がりから3連続ボギーを喫してしまう。以降も7番、9番でボギーを重ね、ノーバーディのまま5オーバーで前半を折り返す。

 悪い流れを払拭すべく臨んだバックナインでは、コース最難関にも数えられる11番で14メートルのロングパットを沈め、ついにこの日最初のバーディを奪う。ここからなんとか持ち直したいところだったが、直後の12番でまたもボギーを叩くと、その後も14番から連続ボギーで後退。上がり3ホールでもスコアを伸ばせず、2バーディ、9ボギーの7オーバー77で3日目の競技を終えている。

 これでトップとの差が8打差から14打差に広がり、キャリアグランドスラムは絶望的となったミケルソン。全米オープンに関しては2位(タイ含む)フィニッシュが通算6回を数えるなど、ジンクスと言えるほど僅差で勝利を逃してきた同選手だが、今大会でも偉業達成はお預けとなりそうだ。

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