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野村、美香が日本勢トップの34位タイ 藍は3日間順位上げて終戦

2015/09/14 00:00
野村、美香が日本勢トップの34位タイ 藍は3日間順位上げて終戦
野村と並ぶ34位タイで4日間を終えた美香。(9月10日撮影/写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーは現地時間13日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に今季メジャー最終戦、エビアン選手権の最終ラウンドの競技を終え、宮里美香と野村敏京が日本勢トップの通算2オーバー34位タイでフィニッシュ。宮里藍は通算3オーバー38位タイとなった。

 29位タイからのスタートとなった野村は前半14番でボギーが先行。直後の15番バーディですぐさま遅れを取り戻したものの、初日から苦戦していたインコース終盤ホールはまたも攻略出来ず。16番からボギー、ダブルボギーで一気に後退し、前半を3オーバーで折り返す。巻き返しを狙った後半は立ち上がり2番でバーディ先行も、結局1つスコアを戻すにとどまり、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー73のラウンドとなった。

 51位タイでこの日を迎えた美香は、インスタートの10番からボギー発進を切りながらも前半のうちにイーブンパーに持ち直してハーフターン。後半はスコアを落とすことなく3バーディを重ね、5バーディ、2ボギーの3アンダー68と今週最高のラウンドで大会を締めくくっている。

 来季シード権獲得へ正念場を迎えている藍は、6試合ぶりの決勝ラウンドでしっかり順位を上げて4日間を終えた。41位タイから上位進出を目指したこの日は、立ち上がり11番、13番で順調にスコアを伸ばすと、15番からは連続バーディを奪取。前半7ホールで4バーディのチャージを見せてリーダーボードを一気に駆け上がる。しかし、18番から立て続けにスコアを落とすと、これでリズムを失ったか、さらに4番、6番のボギーで貯金を吐き出し、4バーディ、4ボギーのイーブンパー71でホールアウトしている。

 通算16アンダーで今大会を制したのはリディア・コ(ニュージーランド)。モーガン・プレッセル(米)の持つメジャー最年少優勝記録を更新してのツアー9勝目となった。通算10アンダーの単独2位にレクシー・トンプソン(米)。フォン・シャンシャン(中)が通算8アンダー単独3位に入っている。世界女王インビー・パーク(韓)は通算5アンダー8位タイ。ステイシー・ルイス(米)は通算3アンダー16位タイに終わった。また、上原彩子は通算4オーバー46位タイとなっている。

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