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松山、「63」の猛チャージで19位タイ浮上 J.デイが5打差トップ

2015/09/19 10:58
松山、「63」の猛チャージで19位タイ浮上 J.デイが5打差トップ
暫定55位タイから19位タイに急浮上した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権が現地時間18日にイリノイ州のコンウェイ・ファームズを舞台に順延となっていた第1ラウンド残りと第2ラウンドの競技を終了。ジェイソン・デイ(豪)が単独首位をキープする中、松山英樹は第2ラウンドの「63」で一気に通算7アンダー19位タイに浮上した。

 暫定55位タイから出た松山は、第1ラウンドの残り6ホールを2バーディ、1ボギーで回り、1オーバー72の50位タイで第2ラウンドへ突入。アウトスタートの前半は序盤から6番までパーを並べ続けたが、7番から3連続バーディで勢いをつけると、バックナインでも1度もスコアを落とすことなく5バーディを奪い、8バーディ、ノーボギーの8アンダー63でホールアウト。ノーバーディに終わった前日の悔しさを晴らす猛チャージで一気に順位を上げている。

 通算18アンダーで前日に引き続きトップに立ったのはジェイソン・デイ(豪)。前日の残り1ホールをパーで終え、第1ラウンドを「61」で締めたデイは、第2ラウンド前半をノーボギーの3アンダーと順調に折り返す。さらに、バーディ発進を切った後半も15番までに3つスコアを伸ばすと、最終18番パー5では約13メートルのイーグルパットを沈め、1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー63。36ホールで124打というツアー記録タイの好スコアで後続に5打差をつけ、シリーズ初戦に続く白星へ向けて最高の位置で週末を迎えることとなった。

 通算13アンダーの2位タイにはダニエル・バーガー(米)、ブレンドン・トッド(米)の2人が続き、世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース(米)は通算11アンダー4位タイにつけた。また、世界王者のローリー・マキロイ(北アイルランド)は第2ラウンドで「65」をマークし、ダスティン・ジョンソン(米)らと並ぶ通算9アンダー9位タイとなっている。

 シリーズ第2戦を制したリッキー・ファウラー(米)は第2ラウンドを5アンダー66で回り、松山、バッバ・ワトソン(米)らとともに19位タイに入った。そのほか、ザック・ジョンソン(米)は通算5アンダー34位タイとなり、フィル・ミケルソン(米)は通算4アンダー38位タイに後退。昨季覇者のビリー・ホーシェル(米)は通算2アンダー46位タイに沈んでいる。

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