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年間王者は誰の手に?! 好調・松山は2年連続の最終戦出場

2015/09/23 11:20
年間王者は誰の手に?! 好調・松山は2年連続の最終戦出場
今季最終戦に挑む松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ 最終戦 ツアー選手権が現地時間24日、ジョージア州のイースト・レイクGCを舞台に開幕。ビッグボーナスをかけた戦いが、いよいよ最終章へと向かう。

 フェデックスカップ・ポイントランキング上位30名のみが出場できる今大会。日本勢では松山英樹が唯一のフィールド入りとなっている。現在、同ランキングは15位と逆転での年間王者のタイトル獲得は現実的に厳しい状況にあるが、昨年はシーズン終盤に失速したのに対し、今季は前週のBMW選手権で7位タイに入るなど調子は上向き。初日は同組でプレーする予定だったジム・フューリック(米)が欠場したことにより、1人でのラウンドとなる可能性があるものの、好スタートを切って優勝争いに絡みたいところだ。

 一方、年間王者争いに目を向けると、前週までの同ランキングによりポイントが再分配されたため、トップ5の選手たちは優勝すれば自動的にタイトル獲得となる。そのなかでも筆頭候補は、ついに世界ランキングNo.1に上り詰めたジェイソン・デイ(豪)だろう。

 ここ6試合で4勝を挙げている27歳は、全英オープン以降の7試合で101アンダーと驚異的な数字を残している。2010年以降、最終戦をフェデックスカップ・ポイントランキングトップで迎えた選手が年間王者に輝いていないという気がかりなデータもあるが、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)の座も見えてきたデイがそのジンクスを破る瞬間を目撃することはできるだろうか。

 その他にも、同ランク2位のジョーダン・スピース(米)、同3位のリッキー・ファウラー(米)、同4位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、同5位バッバ・ワトソン(米)も1,000万ドル(約12億円)を虎視眈々と狙っている。また、ツアールーキーとして唯一最終戦まで勝ち残ったダニエル・バーガー(米)にも注目が集まる。

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