M.フィッツパトリックとK.アフィバーンラトが首位タイで最終日へ

　欧州ツアーのブリティッシュ・マスターズが現地時間10日、英国のウォーバーンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。マシュー・フィッツパトリック（英）とキラデク・アフィバーンラト（タイ）が通算12アンダーで並び、最終日を迎えることとなった。

　トップタイで予選ラウンドを通過したフィッツパトリックは、出だしの2番をボギーとするものの、前半のうちに3つのバーディを取り返し、2アンダーでハーフターン。バックナインは1バーディのみと静かなラウンドとなったが、4バーディ、1ボギーの3アンダー69としっかりスコアを伸ばし、ツアー初勝利に大きく近づいた。

「誰も抜け出すことはなかったので、とにかく食らいついていこうと良いショットを打ち続けたことが良かった」とプレーを振り返った2013年全米アマ王者。優勝に向けては「間違いなく明日も良いスコアが必要となる。それが自分になったら素敵だが、上位には多くの選手がいるから、とにかくプレーしてみないと分からないね」と気を引き締めた。

　その他上位は、通算11アンダーの3位タイには、トップタイから出たソレン・ケルドセン（デンマーク）とファブリツィオ・ザノッティ（パラグアイ）。通算9アンダー5位タイには、元世界ランキングNo.1で地元英国出身のルーク・ドナルド、シェーン・ロウリー（アイルランド）、ロメイン・ウォッテル（仏）らが並んでいる。