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A.サリバンが5打差の独走態勢 優勝へ「明日も同じことをするだけ」

2015/10/18 11:00
A.サリバンが5打差の独走態勢 優勝へ「明日も同じことをするだけ」
4アンダー67をマークしたA.サリバン。(写真提供:Getty Images)

 

 欧州ツアーのポルトガル・マスターズは現地時間17日、ポルトガルのオセアニコ・ビクトリアGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。荒天が予想されたため各選手が全18ホールから一斉にスタートするショットガンスタートが採用されるなか、アンディ・サリバン(英)が4アンダー67をマークし、通算18アンダーで優勝に王手をかけた。

 予選ラウンドを64-64で回ったサリバンは、最終組として1番ホールからスタート。5番までに3つのバーディをマークすると、バックナインでも2つスコアを伸ばし、6バーディ、2ボギーの内容で3日目を終えた。「とにかく良いプレーが出来ている」と振り返った28歳は「4アンダーは過酷な天気のなかでも最高の結果だ」と会心のプレーに満足したようだ。

 後続に5打差と大きなアドバンテージを持って最終日に挑むが、仮にサリバンが優勝を果たせば、前週のブリティッシュ・マスターズを制したマシュー・フィッツパトリック(英)に続き、2週連続での完全優勝となる。これはツアー史上でまだ1度しか達成されていないが「明日も同じことをするだけだ」とトーナメントリーダーに気負いは感じられない。

 通算13アンダーの単独2位にはエドアルド・デラリバ(スペイン)。通算11アンダー3位タイにはジョージ・カンピーヨ(スペイン)とクリス・ウッド(英)がつけている。今季2勝のトーマス・ピータース(ベルギー)が通算10アンダーで5位タイ。今季初勝利を目指すマーティン・カイマー(独)は3オーバー74と崩れ、通算1オーバー58位タイに沈んでいる。

 なお、最終日も荒天が予想されるため、ショットガンスタートとなることが決定している。

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