石川、トリプル響き50位T S.カウフマンが7打差逆転でツアー初V
2015/10/26 09:34
米男子ツアーの今季第2戦、シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州TPCサマリン)が現地時間25日に最終ラウンドの競技を終了。46位タイから出た石川遼は終盤にスコアを落とし、イーブンパー71のラウンドで通算4アンダー50位タイに終わった。
27位タイで今季初の決勝ラウンドに進み、前日の「72」で順位を落とした石川。上位進出を目指した最終日は、立ち上がり4ホールで3バーディの好スタートを切ると、そこからはパープレーを続ける我慢の展開で前半を折り返す。迎えた後半は、バンカーにつかまった10番から連続ボギーのあと、13番、16番のバーディで軌道修正するも、直後の17番パー3で4オン、2パットのトリプルボギー。決勝2ラウンドで順位を上げられず、悔しい幕切れとなった。
通算16アンダーで今大会を制したのはスマイリー・カウフマン(米)。1イーグル、8バーディの「61」で7打差からの大逆転劇を演じ、悲願のツアー初勝利を手にしている。1打差の2位タイにはケビン・ナ(米)、ジェイソン・ボーン(米)ら6人が続いた。ナは後半16番のバーディで一時首位に並ぶも、直後のボギーで後退。プレーオフで敗れた前週の開幕戦に続き、優勝へはあと一歩及ばなかった。
そのほか、パワーランキング(優勝予想)1位のリッキー・ファウラー(米)は3アンダー68で通算9アンダー25位タイ。ジミー・ウォーカー(米)は7オーバー78と崩れ、石川と並ぶ通算4アンダー50位タイで4日間を終えている。