金が単独トップを維持　2打差2位タイに片岡、藤本ら

　国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップは30日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。賞金ランキング首位を快走する金庚泰（韓）が2アンダー69で回り、通算7アンダーで単独トップの座を守った。

　2010年以来となる自身2度目の賞金王を目指す金は、2番でボギー先行もそこから3つ伸ばして2アンダーの折り返し。後半イーブンパーの足踏みで18ホールを6バーディ、4ボギーとし、今季5勝目へ絶好の位置をキープした。

　通算5アンダーの2位タイにつけたのは、ともにこの日「67」をマークした藤本佳則、片岡大育と前日2位タイのH・W・リュー（韓）。さらに1打差の5位タイには手嶋多一、張棟圭、黄重坤（ともに韓）の3人が続いている。

　そのほか、2位タイから出た21歳、稲森佑貴は3オーバー74と崩れ、通算1アンダー17位タイに後退。前週からの連勝を目指す松村道央も同じく17位タイにつけた。そのほか、一昨季の王者、池田勇太はこの日1つ落として通算2オーバー36位タイで決勝ラウンド進出。一方、昨季覇者・小田龍一は「78」の大乱調で通算10オーバー84位タイに後退し、2日間で大会を終えている。