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キム・ヒョージュが逆転でツアー3勝目 野村は13位T 美香15位T

2016/02/01 09:04
キム・ヒョージュが逆転でツアー3勝目 野村は13位T 美香15位T
逆転でツアー3勝目を飾ったキム・ヒョージュ。(写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーの今季開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックが現地時間31日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に最終ラウンドの競技を終え、3位タイから出たキム・ヒョージュ(韓)が逆転優勝。野村敏京は13位タイ、宮里美香は15位タイで4日間を終えた。

 ツアー3勝目を飾ったキムは前日に最終ホールでイーグルを奪い、トップと1打差の好位置でこの日をスタート。前半4番から3連続バーディを奪うなど、前半のうちに4つスコアを伸ばした20歳は、後半でも12番から立て続けに3バーディとその勢いを止めず。16番でのこの日唯一のボギーも直後の17番ですぐさま取り返し、8バーディ、1ボギーでホールアウト。フェアウェイキープ率は100%、パット数も27に抑える巧みな試合運びで開幕戦のトロフィを掲げている。

 日本勢トップの13位タイからスタートした野村は、前半のうちに4バーディ、1ボギーと伸ばして3アンダーで前半を折り返す。10番からバーディ先行となった後半は、そこから14番、16番と伸ばすも17番ボギーで一歩後退となり、7バーディ、2ボギーの5アンダー68で通算12アンダー。最終日は順位こそ上げられなかったものの、初戦から今季の活躍に期待の持てる内容を見せた。

 19位タイからスタートの美香は、前半1番からイーグル発進。以降も4バーディを重ねて前半6アンダーのチャージをかけたが、後半は1バーディ、1ボギーの足踏みとなり、通算11アンダー15位タイで大会を終えている。そのほかの日本勢は、この日4つ伸ばした宮里藍が通算2アンダー54位タイ。イーブンパーで回った横峯さくらは通算1オーバー72位タイに入った。

 トップと2打差の2位タイは、前日首位タイのアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と昨季覇者キム・セイヨン(韓)、ステイシー・ルイス(米)の3人。長らく優勝から遠ざかっているルイスは、これで過去11か月間で7度目の2位(タイ含む)フィニッシュとなった。また、初日から首位タイを続けていた19歳、チャーリー・ハル(英)は2アンダー71で通算14アンダー8位タイに順位を下げている。

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